[カンボジア] 不動産投資すべき理由とは?

2023/05/18


カンボジアのオンラインニュースKhmer Timesで、カンボジアの不動産ポータル「realestate.com.kh」は、「カンボジア不動産に投資すべき理由」を次のように説明しています。見ていきましょう。



カンボジア経済は長年、東南アジアの新星として注目されてきましたが、パンデミック以降も引き続き、投資先としての可能性に明るい兆しが見えています。



2023年5月5日~17日の日程で行われた東南アジア競技大会 (SEA Games)のために国際的な選手団がカンボジアを訪れ、関係者・観戦者を含め、スポーツを楽しむために50万人もの旅行者の入国が予想されていました。realestate.com.khは、海外にカンボジアの投資先としての可能性をアピールするいい機会だとしています。



これまでカンボジア投資を誘致する際に謳われてきたキーポイントは今も健在です。



・安定した成長率と、域内におけるパンデミック後の強い追従性

・カンボジアでは外資100%の企業設立が可能、外国人は特定の不動産を100%所有することができる

・都市化のスピードが速い

・有利な投資法および新しい信託法

・カンボジアは常に外国人に優しい国としてランク付けされている

・政治的安定性

・ビザの取得が容易



カンボジアの認識を変える

カンボジアの経済は、依然として金融市場の発展と海外からの直接投資に大きく依存しています。しかし、渡航制限が緩和されて以降、カンボジアを訪れる多くの観光客や投資家が、カンボジアの経済発展の度合いに驚きを見せているといいます。



新型コロナウイルス感染症がカンボジア経済にもたらした影響はあるものの、非常に前向きなマクロ経済の見通し、大幅に改善され銀行・金融業界、多様な海外直接投資、観光・ホスピタリティ部門には健全なリターンを備えたフロンティア市場であり、一方で不動産市場の補正によって不動産の価格設定がより現実的に位置づけとなってきています。



Realestate.com.khのCEOであるTom O'Sullivan氏は、最近のインタビューで、カンボジアの一貫した経済成長により、カンボジアは、外国からの不動産投資先として望ましい地位を確固たるものにしたと述べています。



また、観光は依然として経済の柱であり、不動産開発の原動力となっているが、カンボジアの観光を発展させるためにもっとできることがあるとも指摘しています。「カンボジアがいかに発展しているかということがわかったときの、人々の反応には目を見張るものがあります。観光業の復活は、すでに不動産市場にプラスの影響を与えており、国際的にカンボジアに対する認識を変えていくことが鍵になります。」



カンボジアの不動産の可能性

カンボジアの主要な投資先としては、プノンペンだけでなく、シアヌークビル、シェムリアップもあります。投資家の出身国もさまざまです。


カンボジアの海外不動産投資家の多くはプノンペンに集中しており、外国人でも所有しやすいコンドミニアムが主なターゲットですが、信託法の施行により、土地や他の種類の不動産に目を向ける人が増え、2023年5月には、信託規制局のソク・ダラ局長は、信託に投資される資金がまもなく10億ドルに達するだろうと述べています。



歴史的には、主な買い手は、中国人、日本人、韓国人でしたが、米国、ヨーロッパ、シンガポール、マレーシア、その他のASEAN諸国からの買い手も増えているようです。



商業分野では、中国や日本からの投資が中心ですが、インド、インドネシア、中東からの関心も高まっています。新しい大使館の開設は、投資の道を開く可能性を示す良い兆候であり指標です。



カンボジアの不動産業界が持つポジティブな要素には、以下のようなものがあります。



・若い人口と都市化の進展により、成長の可能性がある。

・不動産開発は、インフラや観光に影響を与える。

・インド、インドネシア、中東などの国々からの関心が多様化していることは、成長と投資機会の可能性を示唆している。



2023年のマーケットは

パンデミックにより市場の価格修正が起こりましたが、Realestate.com.khは、パンデミック前の不動産価格は非現実的なものであったため、修正は必要なものだったと述べています。2023年の価格は、物件の立地や建物の品質をより反映したものとなったと指摘しています。短期的な圧力はあるものの、当面は資産家や富裕層の投資家が市場を牽引しそうですが、価格修正は拡大しつつあるカンボジアの中産階級にも手が届くようになってきたことを意味しています。



Realestate.com.khは、これまで賃貸から5~8%の投資収益を期待していたバイヤーは、短期的に実現しない可能性もあるので待つ必要があるかもしれないとする一方で、プノンペンのような都市に移り住む若いカンボジア人が増えることで、市場の需要も増加してくるだろうと述べています。



デベロッパーにとっては、ターゲットとなる市場をより深く理解し、価格設定もそれを反映したものにする必要があると提言しています。また、投資家にとっては、手持ちの資金があり、長期的な展望を持っている人であれば、まだ買い手市場だと指摘しています。




(出所:Khmer Times

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UnsplashのPaul Szewczykが撮影した写真   )