海外不動産投資の管理会社はどう選ぶ?管理会社の選び方を解説します。

2020/12/18


海外不動産投資の管理会社はどう選ぶ?管理会社の選び方を解説します。


海外不動産はどう管理する?

海外不動産を管理する方法について解説します。ベストな方法は、海外現地に拠点を置いている日本人の海外不動産会社に管理委託する方法です。


海外不動産の自主管理は難しい

不動産投資の管理業務は、対応を要するポイントが多岐に渡ります。例えば以下のようなポイントです。


  • ・入居者募集
  • ・賃貸借契約の締結
  • ・家賃の集金
  • ・修繕の対応
  • ・退去後の原状回復


日本国内の不動産であれば、時間をかければ、上記の業務も投資家自ら対応できます。

しかし、海外不動産投資において、国をまたいでこれらを遠隔対応するのは難しいものです。

国によっては言語が違う上に時差もあります。また、現地エージェントの手を借りない広告掲出などもハードルが高いものです。

海外不動産投資では、自主管理は負担が大きく現実的とは言えません。

このため、海外不動産投資では、賃貸管理会社に管理委託するのが一般的です。


日本の海外不動産会社に管理委託する

海外不動産投資の管理委託先は、日本国内の海外不動産会社と海外現地の不動産会社とに分けられます。

日本国内の海外不動産会社を利用するメリットは、ストレスの少ない管理を期待できることです。

日本人同士のビジネスであれば、言語の違いや時差がなく、ビジネス感覚が異なることもありません。

ただし、窓口担当者が日本の拠点にいる場合は、日本の担当者と現地の担当者とが連絡を取り合いながら対応することになります。

日本国内の不動産投資と比較すると、コミュニケーションのスピードが遅くなる可能性もあるので要注意です。

コミュニケーションのスピードを上げるためには、海外現地に拠点とスタッフを配している会社を選ぶことが重要になります。


海外現地の不動産会社に管理委託する

海外現地の不動産会社に管理委託する場合は、管理コストの点でメリットがあります。

投資家から海外現地の不動産会社に直接管理委託する場合は、間に日本人業者などが入らない分、管理コストは安価です。


海外不動産の管理会社はどう探す?



海外不動産の管理会社を探す方法について、日本人の管理会社と海外現地の管理会社とに分けて解説します。


日本の不動産会社を探す方法

日本の不動産会社を探す場合は、「海外不動産 会社」などのワードで検索すれば、多くの会社がヒットします。ヒットした会社に問い合わせてみるのも1つの方法です。

または、例えば「フィリピン不動産 管理」などのように、特定の国名を入れて検索してみるのも良いでしょう。

あるいは、海外不動産投資のセミナーを開催している会社も、管理を引き受けてくれる可能性があります。

仮に自社で管理を引き受けていなくても、現地の管理会社を紹介してもらえることもあるでしょう。

なお、タイなど日本人が多い国で管理会社を探す場合は「バンコク 不動産管理」など、都市名で検索すると、現地の日本人不動産会社がヒットすることもあります。

現地の日本人不動産会社に任せられれば、比較的品質の高いサービスを期待できます。

都市名で日本人の不動産会社がヒットしない場合は、その都市の日本人会を探してみるのも有効です。

現地エージェントが日本人会に参加しているケースもあります。日本人会に問い合わせて紹介を依頼するのも1つの方法です。


海外現地の管理会社を探す方法

海外現地の管理会社を探す場合は、英語で管理会社を検索するのが有効です。

例えば「Maynila property management」などのワードで検索すれば、フィリピンのマニラに拠点を置いている管理会社が複数ヒットします。ヒットしたwebサイトからメールで連絡すれば、現地の管理会社ともコンタクト可能です。

あるいは、デベロッパーから物件購入したのであれば、デベロッパーに問い合わせることで管理会社を紹介してもらえることがあります。

不動産エージェントを介して物件購入したのであれば、エージェントに問い合わせるのも有効です。


海外現地の管理会社を利用するデメリットやリスクとは



海外の会社に対してサービスの質に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

ここからは、海外現地の管理会社を利用するデメリットやリスクを解説します。


コミュニケーションが大変

海外現地の管理会社を利用する最大のデメリットは、コミュニケーションが大変なことです。

現地人の担当者とやり取りする場合は、その国の言語か英語を使います。

日本語が通じることはほとんどないので、外国語でのコミュニケーションが必須です。

また、日本と現地とで時差が大きい場合は、コミュニケーションに時間がかかります。

メールを送っても、その日のうちに返信が来るとは限りません。

そのほか、細かいポイントではありますが、電話をする場合には国際通話となるので、電話料金も高くなります。

コミュニケーションをできる限り簡易にするためには、英語が通じる担当者を窓口にしてもらえる会社を選ぶことが必要です。


レスポンスが早くない

海外のビジネス感覚は日本と異なります。1つの問い合わせに対して、返信が来るまでに数日〜数週間かかることもめずらしくありません。

また、担当者が休んでいると、日本のように、上司や他の担当者に対応してもらえるとも限らないので要注意です。

そして、海外では、夏季休暇などに該当せずとも、担当者が病気などで長期休暇を取ることもあります。

対応が不安定になる点は、海外現地の管理会社を利用するデメリットです。

レスポンスの早い管理会社を選ぶためには、管理会社を選ぶ時点で、コミュニケーションを重ねて判断するのが有効です。

複数の管理会社に問い合わせて、メールの返信速度などを比較してみると、対応の早い管理会社を見分けられます。


修繕コストなどを削減しづらい

日本国内の不動産投資では、例えば原状回復工事に際して、工事箇所によって業者を分けることでコスト削減を図る方法もあります。

しかし、海外不動産投資で業者を分けるのは難易度が高いものです。

必然的に、管理会社の提案に沿って工事を進めることになります。

不要なコストを削減するため、例えばメールのやり取りで発注金額だけが送られてきた場合は、明細を出すように要望すると安全です。

また、中には独断で工事を進めた後、事後報告で費用を請求してくる業者もいます。

対応内容に緊急性があれば事後報告でも問題ありませんが、特に緊急性がない場合は、必ず事前に確認連絡をするように、あらかじめ要望することが必要です。


Property Accessも海外不動産の管理に対応

弊社はフィリピンやマレーシアに拠点を置いており、それぞれの拠点に現地スタッフを配属しています。

海外の現地スタッフは、現地で不動産業務経験を積んでいますので、投資物件の管理も安心してお任せいただけます。

新しく物件を購入される場合でも、すでに物件を購入済みで管理にお困りの場合でも、それぞれご対応可能です。

フィリピンまたはマレーシアで投資用不動産の管理にお困りの場合は、ぜひ1度弊社までご相談ください。

Property Accessの会社概要はこちらからご覧ください。
▶︎企業情報


まとめ:信頼できる日本の海外不動産会社が1番安全

海外不動産の管理で最善の方法は、現地に拠点とスタッフを置いている日本の不動産会社へ管理委託することです。

海外不動産投資で現地の管理会社に管理委託することは、コミュニケーションや管理経費の面でリスクを伴います。

月額の管理委託費を抑制できても、突発的な支出が大きくなることも考えられるからです。

しかし、日本の会社が展開するサービスを利用すれば、コミュニケーションの不安は解消できます。

また、管理経費について交渉することも可能です。ぜひ、この記事を参考に検討してみてください。


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