タイ不動産人気エリアマップ

2018/01/29

タイの不動産人気エリア、大公開!

バンコク屈指のビジネス街・スクンビット
外国人に人気のエリア・トンロー
再開発が進むエリア・オンヌット
閑静な住宅街・サトーン
バンコク屈指の商業エリア・ルンピニー

前回は、タイで外国人が不動産を購入すること、についてご紹介しました。今回は、タイの不動産で人気のエリアやその特徴などを詳しくご紹介します。


【スクンビット(Sukhumvit)】


スクンビット通りとアソーク通りが交わるアソーク交差点周辺は、日系企業も多くオフィスを構えるバンコク屈指のビジネス街。周囲にはホテルやショッピングモール、コンドミニアムが立ち並び、近代的な雰囲気です。

BTS(スカイトレイン)アソーク駅とMRT(地下鉄)スクムビット駅が乗り入れており、交通の便が非常に良いです。周辺にはレストランやバーなどが密集しており、常に人の流れが絶えない歓楽街となっています。「ターミナル21」というショッピングモールでは、日本食もそろっているようです。

BTSアソーク駅からナナ駅間には、高級コンドミニアムが立ち並んでおり、欧米人を中心に多くの外国人が住んでいます。このエリアには、日本語が対応可能な大型総合病院や、ジョギングコースが整備されている緑豊かな公園もあり、住環境も良好です。

【トンロー(Thonglor)】


アソークに隣接しており、日本人や欧米人などの外国人が多く居住しているエリア。BTSプロンポン駅からトンロー駅の間は、特に日本人に人気が高く、日本人居住者がほとんどのコンドミニアムもあるようです。このエリアは日本人学校へのバス送迎に便利で、日本語が対応可能な病院もあります。郊外の工場へのアクセスも良く、数多くの日本食レストランや日本食を扱うスーパーなどもあることから、日本人にとって利便性の高いエリアとなっています。

プロンポン駅周辺にある高級路線の「エンポリアム・デパート」は、日本人の御用達。周囲にはレストランのほかにも学習塾やフィットネスクラブなどもそろっており、住環境は充実しているようです。

【オンヌット(On Nut)】


バンコクの中心部から少し離れており、元はローカル色の濃いエリアでしたが、高級コンドミニアムとレストランが入居する複合施設の完成に伴い、日本人の居住者も増えてきているエリアです。オンヌット駅前には大型スーパー「テスコ・ロータス」があり、買い物には非常に便利です。バンコク中心部のアソークまでBTSで10分程度とアクセスが良く、不動産価格が上昇しているようです。日本人が勤務するバンナーやサムットプラカーン、チョンブリー方面の工業団地へのアクセスも良好です。


【サトーン(Sathon)】


バンコクの中でも古くから高層オフィスビルが立ち並んでいるビジネス街で、日系企業のオフィスも多いエリアとなっています。レストランやバーなども多く、観光客にも人気のスポットです。日系の飲食店も多く、周辺に勤務している日本人は食事に困らないようです。

サトーン通りとラマ3世通りを結ぶナラティワート通り周辺は、落ち着いた雰囲気の住宅街。川沿いのジャルンクルン通りは、元はローカル色の強いエリアでしたが、川沿いにコンドミニアムが建てられ、総合エンターテイメント施設「アジアンティック・ザ・リバー・フロント」が開業してからは雰囲気が変わりつつあるようです。


【ルンピニー(Lumphini)】

スクムビット地区の西側に広がるエリア。世界各国の大使館が集まり、ハイクラスホテルやレストランなどが立ち並んでいます。チットロム駅からサイアム駅の間は、「サイアム・パラゴン」や「セントラル・ワールド・プラザ」など、巨大ショッピングモールが集まるバンコクでも屈指の商業エリアとなっています。近くにあるランスアン通りやラーチャダムリ通りには高級コンドミニアムが数多く立ち並び、中心部にありながら閑静な雰囲気。ラマ4世通り沿いあるルンピニー公園は、各種スポーツを楽しむことができ、都会のオアシス的な存在です。