[マレーシア] 外国人の入国管理の強化を計画

2023/01/05


マレーシアのアンワール・イブラヒム首相は、政府が、マレーシアに入国する外国人の国境管理を強化し、感染率の高い国からの持ち込まれる新型コロナ感染者数の増加を抑え込む計画であると、述べました。



アンワール首相によると、ザリハ・ムスタファ保健相が、追加措置の詳細について発表する予定だということです。



「国民の健康が最優先であることは、迷うことなく閣議決定されました。観光や経済の問題は、新型コロナウイルスを含むあらゆる疫病から国民を予防し保護することの重要性に勝ることはありません。」とアンワル首相は述べています。



入国管理局による外国人の入国に関する既存の管理はさらに強化されます。特定の国をターゲットにしているわけではありません。すべての国籍、特にアメリカであれ中国であれ、感染率の高い国からの入国は監視します。」と付け加えました。



現在のところ、政府は特定の国に関連する新型コロナウイルスの症例数が急増しているとは見ていない、とアンワル首相は述べています。



アンワール首相によると、マレーシアは中国からの外国人入国者を33万6,000人記録し、そのうち5万3,000人は12月単月で記録されたものだということです。



そのほとんどが観光客だが、彼らが来たからといって患者が急増したというわけではない、と首相は付け加えています。



「しかし、これは中国を含む特定の外国人の入国管理を緩めるということではありません。私たちは、自国の利益を監視し、優先させるべきです」と述べています。



また、アンワール首相は、ブースター接種のこれまでの接種率が49%にとどまっており、政府には約600万回分の在庫があるということで、一般市民にもブースター接種を受けるように促しています。




(出所:Edgeprop

(画像:UnsplashのTroy Mortierが撮影した写真)