[カンボジア] プノンペン副知事:国の経済成長にとって不動産は重要

2022/08/03


プノンペン副知事ケウト・チー氏は、不動産セクターが、カンボジアの経済成長にとって重要な要素であると述べました。


 
プノンペン知事クオン・スレン氏に代わって、7月24日に住宅開発プロジェクトの開成式に参加した際に、チー副知事は、不動産および建設業の投資および成長は、カンボジア政府の投資誘致およびビジネス機会の創造のためのプログラムの第4フェーズ実施の成功を反映している、と述べています。



チー氏は、プノンペンについて、過去43年間、様々なインフラ開発を行ったことで、大きな変貌を遂げ、国内外から賞賛を受けていると述べました。



プノンペンも、そしてカンボジア全体でも、インフラ投資および建設が増えてきています。カンボジアは、2030年までに高中所得国への仲間入りを目指しています。



プノンペンポストによると、1994年央から2021年末までのカンボジア向けの海外直接投資(FDI)は168.8兆ドルに上り、2020年末時点から11.2%増加しました。



1994年8月5日から2021年12月31日までで、投資元別では、中華圏(中国・香港・マカオ・台湾)がカンボジアのFDIの43.9%(180億ドル)を占め、続いて韓国(11.9%、49億ドル)、シンガポール(6.5%、27億ドル)、ベトナム(6.1%、25億ドル)、日本(5.9%、24億ドル)、マレーシア(4.6%、19億ドル)となっています。



セクター別に見ると、金融(94億ドル)、製造(85億ドル)、不動産(49億ドル)、ホテル・レストラン(44億ドル)、農業(42億ドル)、電力(26億ドル)、建設(16億ドル)、その他(53億ドル)となっています。






(出所:Khmer TimesPhnom Penh Post

(画像:Photo by Vouchlim Ton on Unsplash)